「アフィリエイトで稼げない理由はなんだろう?」
アフィリエイトは始めてから稼ぎ始めるまでに時間がかかるので、どうしても途中で不安になってしまいます。
一生懸命やっているのに全然成果がでないと、やっていることが正しいのか。
このままでちゃんと稼げるようになるのか、と考え込んで手が止まってしまいがち。
そこで、この記事では「稼げない人が陥りがちなミス」と具体的にどうすれば良いのかを解説します。
アフィリエイトが稼げなくなった3つの背景
アフィリエイトを始めると「アフィリエイトはオワコン」「稼げないから止めた方がいい」という話をよく耳にします。
近年では特に、稼げないアフィリエイターが激増しています。
その3つの理由を見ていきましょう。
競合サイトの増加
まずよく聞くのがコレですよね。
ブログに取り組む人が増えたことで、ライバルが増えた。
その結果、稼ぎにくくなったという話。
理由は簡単で、以前はブログを始めるのに技術的なハードルがありました。
ところが、近年のテクノロジーの進化で、初心者でも小難しい知識なしでブログが始められるようになりました。
現実に、ブログ運営者やアフィリエイトに取り組む人は年々増えています。
その結果、ライバルサイトが増えたことにより、稼ぎにくくなった背景があります。
企業の参入
数年前までは、アフィリエイトは「個人の副業」といった認識が一般的でした。
それが、ここ数年で企業がアフィリエイトに参入しています。
個人でコツコツブログを作るのに対して、企業は資金と人員を使って一気にサイトを作り上げます。
そのため、個人サイトが隅に追いやられてしまい、特に稼げるジャンルでは企業が本気になってアフィリエイトを事業化しているケースも見受けられます。
googleのアップデートによる影響
googleは年に数回、アルゴリズムのアップデートを行います。
アルゴリズムのアップデートは検索結果を決めるためのイベント。
googleの検索からのアクセスが重要なポイントになるアフィリエイトでは、売上げがこのアップデートの影響を強く受けてしまいます。
近年のgoogleアップデートでは、専門性、権威性、信頼性といった点が重要視されるため、個人よりもネームバリューがある企業の方が顕著に優遇されています。
稼げている人はずっと稼げている
とはいえ、こういった状況にもかかわらず、稼いでいる人達はちゃんと稼ぎ続けています。
アフィリエイトに関する意識調査結果からみても、約34%程度は毎月1万円以上を稼いでいます。
また、毎月10万円以上稼ぐ人も19%程度います。

アフィリエイト収入の増減からみても、前年の収入よりも増えている・または変わらない人の割合は若干減っていますが、稼いでいる人の総数自体が増えています。

アフィリエイトビジネスの増加数から考えると、この調査結果から、
- 新規参入者は稼げていない
- アフィリエイトで稼いでいる人自体は増えている
という現状が読み取れます。
アフィリエイトで稼げない人の5つの原因
インターネットの広告費がテレビ、雑誌、新聞などの広告費を上回ったニュースは目にしたことがあると思います。
実際に、企業の広告費がインターネットに流れていることもあって、アフィリエイト市場は年々大きくなっています。
にもかかわらず、稼げている人自体が増えている現状の中で、なぜ稼ぐことができないのか?
といった疑問が出てくると思います。
そこで、ここではアフィリエイトで稼げない人や初心者が、今現在稼げていない理由を一つずつ解説していきます。
1.興味のないジャンルを選んでいる
稼げるからという理由だけで、稼げるジャンルを選んでしまっていませんか?
稼げるジャンルは企業やスキルの高い個人アフィリエイターにとっても「おいしい」ジャンル。
強力なライバルがウジャウジャいる中では、初心者や経験が浅い人はまともに戦うことができません。
最初に選ぶべきなのは情熱や興味、経験があるジャンル。
とはいっても、飛び抜けて知識があったり、その分野の専門家やプロフェッショナルである必要はありません。
大事なのは困ったり悩んだりしている人の役に立ちたい、というスタンス。
そのようなコンテンツは検索者に評価され、アクセスが増え、収益も増えていきます。
2.キーワードを軸に考えられていない
ブログやサイトで、自分が言いたいことをコンテンツにしていませんか?
アフィリエイトで作るコンテンツは、自分が言いたいことではなく、検索者が聞きたいこと。
自分が言いたいことは稼げない雑記ブログ。
検索者が聞きたいことを分かりやすく話して、行動させるのがアフィリエイトです。
アフィリエイトはキーワードが全てです。
キーワードの裏側には、検索者の悩みや問題、状況や望むゴールがあります。
それらを分かりやすくコンテンツに落とし込んであげると、コンテンツは評価され、アクセスも増えていきます。
つまり、検索者が検索しているキーワードさえ分かれば、作るコンテンツは自動的に決まってきます。
3.競合リサーチをしっかりやっていない
キーワードを基にコンテンツ(ページ)を作るのがまず大前提。
1文字でも文章を書き始める「前に」、実際にそのキーワードで検索してますか?
Googleの1-2ページ目に表示されるサイト(ページ)は、googleが検索意図を満たしていると考えているサイトです。
逆に考えれば、上位に表示されているコンテンツ以外の事を書いても、googleは評価してくれないという事です。(※この現状は論理的に正しいとは言えないのですが、アフィリエイトをする以上はこのルールに従う必要があります。)
まず、コンテンツを書く前に、上位10-20サイトをしっかりと読んで、分析する必要があります。
- どんな事がかいてあるのか
- どんな順番で書かれているのか
既にgoogleが評価している上位サイトがカバーしている内容を、自分の言葉で書く必要があります。
その上で、自分の知識や経験、洞察や解釈、意見を組み込んでコンテンツに厚みを持たせる必要があります。
4.SEOが原因で競合や企業に勝てない
SEOとは(Search Engine Optimization)の略で、サイトやページがgoogleに評価されやすいように最適化をすることです。
SEOを理解するには、検索エンジンに対する深い知識やウェブサイトのスキルなど、幅広い知識とスキルが必要になります。
企業がちゃんと運営しているサイトは、コンテンツ量やバックリンク、デザイン、SNS戦略などにしっかりとコストをかけてSEO対策をしています。
仮に全く同じコンテンツだとしたら、SEO対策をしっかりとやっている企業サイトの方が評価が高くなるといったしくみです。
そのため、SEO対策では企業や有名サイトに勝つことはできません。
とはいえ、企業や有名サイトに勝つことができないのかといえば、そうでもありません。
検索者の悩みや不満を検索者以上に理解して、検索者に寄り添ったコンテンツを作ることでこれらのサイトよりも評価される事例はたくさんあります。
コンテンツには、検索者にとって価値があるコンテンツと企業サイトでは出せない個性を出していく必要があります。
5.時間や環境が原因で続けられない
時間が取れなかったり集中できる時間が作れなかったりと、サイト作りは思うように進める事ができません。
サイトを収益化するまでには、1年程度の時間が掛かります。
1-2ヶ月の間だけ頑張って、なんとかなるものでもありません。
そこでおすすめなのが、作業の分割。
負担にならない程度の作業時間を少しずつとる方法。
キーワード選びから記事を公開するまでのステップを、小分けにします。
やることは、30分から1時間だけの作業。
小分けにした一つ一つのステップで、少しずつサイトは出来上がっていきます。
「サイトを作りきる!」というのを目標にしても、ゴールが遠すぎるので常にストレスがかかってしまいます。
一方、小さなステップごとに目標を置くことで、30分から1時間程度でも進んでいることを実感できるので気分良く進められるようになります。
稼げない人と稼げる人の違い
アフィリエイトで稼げる人も稼げない人もいますが、正直なところ能力にそこまで差があるわけではありません。
文章やパソコンが得意でも稼げない人もいますし、文章やパソコンが苦手でも稼げている人もたくさんいます。
では、稼げている人は稼げる人と比べて何が違うのでしょうか?
稼げるジャンルを探せる
稼げる人は、そもそも稼げるジャンルでサイトを作ります。
魚がいない場所では、どれだけ頑張って仕掛けや餌を工夫しても、魚を釣ることはできません。
一方、魚がウジャウジャいる場所では、何も考えずに竿を垂らしておけばポンポンと魚を釣ることができます。
釣り場とは、アフィリエイトでいうところのジャンル。
たまたま始めたブログが良い釣り場なら稼げるようになりますし、魚がいないジャンルならいつまで経っても稼げません。
稼げる人は、悩んでいる・困っている人が多いジャンルでブログを作ります。
専門分野でサイトを作る
あなたが詳しい分野や、経験がある分野でサイトを作れば、ライバルサイトに対して大きなアドバテージになります。
ジャンルに対してのあなた独自の知識や経験、見解は、検索者にとっては大きな価値。
たとえライバルサイトが強いジャンルであったとしても、独自の知識や経験、見解がしっかりしているサイトはアクセスも収益も増えていきます。
専門家を雇う
専門分野が無くても、稼げるジャンルでサイトを作る方法はあります。
それが、自分以外の人に頼むこと。
稼いでいる人達の多くは、その道のプロや専門家ではありません。
そのジャンルで詳しい人やスゴい人、もっとスゴい人はいくらでもいます。
それでも彼らがそのジャンルで稼げているのは、検索者の悩みや問題を解決できるコンテンツを作っているから。
作ったコンテンツを、詳しい人に見てもらったり、専門家に監修をお願いすることで、それほど詳しく無いジャンルでも稼げるサイトを作る事ができます。
稼げるサイトに変えるためのステップ
今現在稼げていない原因や理由、稼いでいる人などの概要に話してきましたが、ここからは実践編。
今からはじめる人が、覚えておくべきポイント
サイトを今から始める、もしくはゼロからリスタートしたいと考えてるのであれば、まるやってほしいことは「ジャンル選び」。
興味があるジャンルでサイトを作る
稼げるジャンルでやることは大事なコトですが、ただ稼げるからという理由だけでサイトを作り始めると、ほぼ失敗します。
そもそも興味があまりないので、記事が雑になったり、ただ単に情報をまとめただけなど、魅力が無いコンテンツになってしまいます。
暗いセールスマンよりも明るいセールスマンの方が成績が良いのと同じで、コンテンツにも熱量が必要です。
たとえば、好きな趣味の話をし始めると、声も大きく、テンションも上がってイキイキしながら話しますよね。
・相手に面白さ、スゴさを伝えたい!
・相手にも興味を持ってもらいたい!
・相手と一緒に楽しさを共有したい!
そんなテンションでコンテンツが作れるジャンルを選べば、難しい事を考える必要も無く、サイトは上手くいきます。
どんなジャンルでも3-10+万程度はかせげる
サイトを作る一番の目的はお金、、、
「悩んでる人や困っている人を助けること」
です。
「困ってる人がいる=問題を解決したいニーズがある=ビジネスになる」
ということです。
検索者の気持ちになって一緒に問題を解決してあげれば、サイトは自然に稼げるようになっていきます。
運営しているサイトを稼げるようにするためのチェックポイント
稼げるアフィリエイトサイトを作るために必要なステップを解説します。
そもそもアクセスがない
アクセスがない場合の多くは、サイトコンテンツ(記事)がgoogleに評価されていない事が原因です。
そのため、コンテンツの「質」を上げるのがアクセスを得るための近道。
コンテンツがgoogleに評価されるようになると、特定のキーワードで上位表示されます。
それによって、googleの検索からアクセスがくるのが基本。
とはいえ、「どうやって評価をあげるのか?」が分かりませんよね。
方法はいくつかあるのですが、まずは重要な2つ。
- どんなキーワードで検索している人に来て欲しいのか
- 実際にそのキーワードで検索してみて、上位10-20サイトが書いている事を参考に記事を書く
となります。
アクセスはあるのに、全く売れない
アクセスがあるのにも関わらず、収益を生むことができない場合のほとんどが以下2つの原因。
- 全く関係無いキーワードからのアクセス
- SNSからのアクセス(各種のブログネットワーク含む)
どれだけ優秀なセールスマンだとしても、家電屋さんにテレビを買いに来たお客さんに対して電子レンジを売る事はできません。
つまり、買う気のないアクセスに商品を売ることはできません。
この場合の対策は、
- (買う気のある人が検索している)キーワードを選び、記事を書く
- GSC(グーグル・サーチ・コンソール)でアクセス元のキーワードを分析して、商品に繋げられるコンテンツに作り直す
の2つです。
手っ取り早いのは、キーワードをちゃんと選び、その上で記事を書くこと。
ここでのキーワードとは、検索者の悩みや問題。
やることは、キーワードに対して解決策となる商品をぶら下げてあげるだけで、商品は勝手に売れて行くようになります。
セールスライティングや、コピーライティングの知識は全く必要ありません。
キーワードさえちゃんと選べば、検索者の悩みや状況、感情や思考が分かります。
検索している人を目の前に思い浮かべて、アドバイスをするように文章を書くのがポイントです。