メルマガ配信ガイド
メルマガを使って収入を作るための方法。
メルマガの配信方法から書き方のテンプレートまでを解説。
メルマガと聞くと何か古くさいイメージがあるかもしれません。
また、迷惑メールなどの影響であまり良いイメージがないかもしれません。
「メルマガは今更意味ない」「メルマガなんて登録してくれないよ」
と思うかもしれませんが、メルマガはまだまだ現役のコミュニケーションツール。
メルマガのメリットや配信方向から、集客、収益を生み出す方法を解説します。
メルマガとは
メルマガはメールマガジンの略。
発信者からの情報を受け取りたい人に対して、定期的にメールを配信するしくみです。
1対1のメールコミュニケーションとは異なり、発信者はリストに登録されている人にいつでもメールを一斉配信をすることができます。
また、ステップメールといって、登録日を起点にして、1日後3日後などに自動的にメールを送る利用法もあります。
どちらもメールを利用したコミュニケーションを自動化するための仕組みです。
メルマガで稼げるのか?
メルマガで稼ぐことは、もちろんできます。
とはいえ、メルマガを発行するだけで稼げるようなビジネスモデルは急激に縮小しています。
しかし、メルマガを起点として商品販売を行うようなプロモーション手法は、未だに健在です。
メルマガビジネスが縮小家項にある理由
メルマガだけで稼ぐ事が難しくなっている主な要因としては、LINEなどのメッセージングツールが挙げられます。
LINEが一般的に使われるようになる前は今よりも稼ぐことはできましたが、徐々に減少傾向といった印象があります。
というのも、世代を問わずメッセージングツールにはLINEを利用するようになり、メールの利用頻度が減っている事が理由です。
メルマガ収入の2つのメリット
- コストが安い
- プッシュ型の関係維持
メルマガの最も大きなメリットは配信コストの安さ。
500-1,000リスト(メールアドレス)であれば無料で配信できるサービスもいくつかあります。
また、それ以上のリストの場合でも3-5,000円の費用でほぼ無制限にメールを配信できます。
一方、LINE@などでも配信をすることは可能ですが、1通に対して3-5円の費用とコストが段違い。
小中規模事業での顧客(見込み客)関係維持コストとしては、かなり高額になってしまいます。
メールはLINEよりも開封率が落ちてしまいますが、ほとんどの用途ではまだまだメール配信が有効なマーケティング手段となります。
メルマガの配信方法
メルマガの配信には、「配信サービス」を使います。
メルマガというと、メルマガ配信スタンドの「まぐまぐ」のようなサービスを想像してしまうと思いますが、配信スタンドは使いません。
独自に契約をする、「配信サービス」を利用します。
配信サービスを利用する理由
配信サービスを利用するイチバンの理由は、広告ナシで利用できる事。
配信スタンドは無料で利用できる代わりに「広告」が入ります。
広告が入ってしまうと反応率が落ちるだけでなく、解除率が高くってしまうのが理由です。
自分には興味も関係も無い情報や広告ばかり送られてくるメルマガを解除した経験があると思います。
メルマガ読者には「興味がある情報だけ」を送り続ける必要があるので、広告が入ってしまう無料サービスを利用する事はありません。
おすすめの配信システム
ではどの配信システムを使えば良いのかということになります。
結論から言えば、はじめはどのサービスを利用しても構いません。
できれば、500-1,000リスト(メールアドレス)までは無料で利用できるサービスが良いでしょう。
オレンジメールなら100件まで無料。
mail Chimpなら2,000件までなら無料で利用する事ができます。
メルマガの書き方
メルマガの書き方にはルールはありません。
なのですが、メルマガを配信する目的は関係維持とセールスです。
つまり、
- 解除されない
- 読み続けてくれる
の2つを可能な限り維持し続ける事がメルマガからの収入を生み出すポイント。
そのためには、メルマガに含めるべき重要な2つの項目があります。
- タイトル
- 価値のある内容(読者にとって)
タイトル
読者のメールボックスには毎日たくさんのメールが届きます。
ズラッと並んだメール一覧の中で、まず見せられるのはメールのタイトルだけ。
つまり、メールのタイトルに興味が無ければスルーされてしまいますし、興味があればクリック(タップ)してメールの中身を見てくれます。
なので、メールのタイトルは超重要。
「件名:新しいお知らせ。」
なんてタイトルのメールは誰も開いてくれません。
「件名:月間1,000人のメルマガ読者を増やし続けている方法と実例を公開!」
なら興味が出ますし、クリックして続きを見てみたいと思いますよね。
読者に価値のある内容とは
もう一つ大事なのが、メルマガの中身。
いくら興味を引くタイトルでメルマガの内容を見てくれたとしても、タイトルとは全く関係の無い広告や売り込みばかりだったらメルマガは解除されてしまいます。
メルマガの中身は、
「読者にとって価値のある内容」を書きます。
どんなジャンルでも共通の、シンプルなルールです。
- 価値があるメルマガなら、読み続ける
- 価値がないメルマガは、捨てられる
興味が無いニュースばかり掲載している新聞は解約してしまいますし、興味がある事であれば有料の雑誌でも、読みにくいブログでも熱心に読み続けます。
「読者にとっての価値とは何か?」
を常に考えるのが、メルマガを成功させるための秘訣です。
メルマガの集客、読者の増やし方
いくらメルマガをはじめたいと思っても、読者がいないことには配信はできません。
読者とは、メールアドレスを登録してくれる人。
メルマガを成功させるためには、、毎月登録者数が増えていくような「集客のしくみ」を作る必要があります。
本来であれば広告費を使って登録者を増やしていくのが一般的ですが、ここでは無料で集客できる方法を解説します。
まず、「集客→登録」の流れを作るために、まずはじめに用意しておきたいのが以下の3つ。
- ランディングページ – メールアドレス登録
- ブログ – 集客用
- 電子書籍 – 集客用
ランディングページ(登録)
ランディングページの目的は「メールアドレスの登録」。
ただ単に「登録してください!」というだけでは、読者はそうそうカンタンに登録してはくれません。
そこで、効果的な「エサ」を使って、読者に登録を促すページを「ランディングページ」とか「オプトインページ」といいます。
「エサ」とは、訪問者が興味のある情報、悩みや問題を解決できるような情報。
コレを、ビデオや音声、PDFファイルやページで提供します。
それらのコンテンツにアクセスする案内を送るという名目で、メールアドレスを登録してもらうのがランディングページの役割になります。
ブログ(集客)
ブログは広告と違って広告費をかけずにアクセス(訪問者)を集めることができます。
アメブロやはてなブログといった無料のブログと、自分でワードプレスをセットアップする独自ブログと2種類のブログがあります。
ここで使うブログは、自分のドメインとサーバーで運用するブログ。
理由はいくつかあるのですが、無料ブログは広告が入ってしまうことと、規約によってメールアドレスの登録を禁止している事があるからです。
その点、独自ブログであれば広告もありませんし、小難しい規約も無いので何をやってもOKです。
なので、長期的に集客ブログを作るなら無料ブログではなく独自ブログでブログを運営します。
電子書籍(集客)
あまり知られていないのですが、電子書籍からもメールアドレスを登録するランディングページに誘導することができます。
電子書籍はAmazonで販売することができるので、ものすごい数の人に対してアプローチができる方法です。
Amazonで本を探している人だけでなく、ブログからも誘導することができるのもメリット。
そのぶん、同じ事を考えているライバルも多くなるのですが、電子書籍出版はメルマガの集客ツールとして優秀な戦略の一つです。