ランディングページ作成ガイド
ランディングページ(オプトインページ)はメールアドレスを登録してもらうためのページ。
訪問者を登録へと導くために必要な要素と、作り方を解説します。
ランディングページとは
ランディングページにはいくつかの意味があるので少し混乱してしまうかもしれません。
一般的な定義では、ユーザーがサイトにランディング(着陸)したページの事を指します。
トップページでは無く、検索エンジンなどからユーザーが訪問した個別ページ。
Googleアナリティクスなどででのランディングページがコレにあたります。
また、企業やWEB業界では「特定の行動を促すためのページ」とされることもあります。
特定の行動とは、商品購入や資料請求と言ったモノを指します。
一方、デジタルマーケティングの世界でのランディングページはオプトインページ。
オプトイン(メールアドレスの登録)を促すためのページで、リードページ、リードキャプチャーページとも言われます。
リードとは見込み客の事で、つまり見込み客のメールアドレスをゴールとするページ。
私たちがコンテンツマーケティングで使うランディングページとは、メールアドレス登録を促すオプトインページ/リードキャプチャーページになります。
ランディングページを作る理由
ランディングページを作るのは、見込み客を集めるのが理由です。
まず見込み客のメールアドレスを集め、次に価値を提供し、さらに信頼関係を積み上げ、最終的に商品を紹介するアフィリエイトをしたり自社商品を販売するのが目的になります。
見込み客のメールアドレスを集めるメリットは段階的な商品販売だけでなく、いつでもマーケティングメッセージを送ることができる基盤を作るためでもあります。
Webでのビジネスは見込み客なりお客さんが、あなたを探してくれるのを待つビジネス。
つまり、受動的なビジネスになります。
一方、見込み客のメールアドレスを取得することで、メール配信を使ってコチラから商品やアフィリエイトのセールスをすることができます。
こちらは、能動的なビジネスとなります。
能動的にセールスができるようになると売上げが安定するようになるメリットがあります。
ウェブサイトからメールアドレスはなかなか登録してくれない
ウェブサイトのサイドバーやフッターにメールアドレスを登録するためのフォームが付いている事がありますが、ああいった形ではメールアドレスはほとんど登録してくれません。
なぜかというと、登録者に取ってのメリットが薄いのが理由です。
見込み客にメールアドレスを登録させるには、価値のある情報を「エサ」にして、メルアド登録という行動をさせる必要があります。
ランディングページは「エサ」を見せるためのページと考えても良いでしょう。
登録されるランディングページの作り方
ランディングページの目的は見込み客がメールアドレスを登録してくれるランディングページは、
大前提として、サイトに訪れた見込み客は、なにかしらのメリットがあるからメルアドを登録します。
大事な個人情報であるメールアドレスを登録してまで情報が欲しいと思わせる必要があります。
そのためには、感情的に知りたい、興味がある「高級エサ」を作る必要があります。
高級エサ=ホットボタン
そのためには、人が知りたい、欲しいと思う「ホットボタン」を考えるのが鉄則です。
ホットボタンとは、強い欲求や興味があるポイントと一般的に言われていますが、正確には少し違います。
正確には、感情的に反応してしまうポイント、くらい強いモノがホットボタンです。
たとえばランディングページに関していえば、
「登録率が5倍になる構成の作り方!」
「毎日30人が登録するランディングページサンプル集!」
「誰でも反応が取れるランディングページテンプレート5選!」
といったものがホットボタンを刺激する「エサ」。
コレは、ランディングページで検索する人の背景に、
「どうしたら反応率が良いページが作れるんだろう、、、。」
「結果を出さないと上司に怒られる、、、。」
「失敗したらマジヤバイ、、、。」
といった感情的な心理背景があるからなんです。
つまり、高級エサとなるホットボタンを見つけるためには、見込み客の心理背景を考える必要があるということになります。
見込み客のホットボタンを読み間違えてしまうと、どんな構成のページを作ったところで登録率は上がりません。
一方、見込み客のホットボタンがピッタリ合ってれば、ページのデザインがダサくてもコピーがダメダメでも登録率は上がります。
訪問者が思わず反応してしまうランディングページの構成
正しいホットボタンを見いだすことができたら、ランディングページはほぼ成功が約束されます。
なので、次のステップでは構成を作ります。
ランディングページの構成には、「成果が出やすい」「反応率が上がりやすい」テンプレートいくつか存在します。
ここでは、最もシンプルで成果の出やすいフレームワークを紹介します。
- 一言で言うとそれは何?
- それは何をしてくれるの?
- それは誰のためのモノ?
- それはあなたのために何をしてくれるの?
- それによって人生がどのように変化するのか?
- あなたはだれ?
- 次のステップはコレ
これは一般的なダイレクトレスポンスマーケティングで使うフレームワークで、
ランディングページには、これらの要素が含まれている必要があります。
これらは、人を行動へと導くために必要な要素。
ランディングページを作るときには、僕自身もチェックリストとして使っています。
ページをデザインする「前に」ホットボタンに繋がるオファーにこれらの要素がちゃんと含まれているだけで、反応率は上がります。
初心者でも10分で作れるハイクオリティLPの作り方
ランディングページの制作には安くても数万円、一般的には数十万円のコストがかかります。
ランディングページの反応率を上げるのはデザインではなくメッセージ。
なので、素人が作ったページでも反応率は高くできますし、数十万のランディングページでもメッセージがズレていれば反応率は全く上がりません。
最近ではワードプレスを使う事で、パソコンが苦手な初心者でもハイクオリティーなランディングページが作れます。
具体的には、ワードプレスのページビルダープラグインを利用します。
Elementor (エレメンター)
Elementorは海外で今現在最も利用されているページビルダープラグイン。
ワードプレスのプラグインとしてインストールするだけで、HTMLやCSSの知識ゼロでもハイクオリティーなランディングページがカンタンに作れます。
スマホやタブレットのレスポンシブ表示にはもちろん対応済み。
また、メールアドレスを登録するためのフォームも、1クリックで作成でき、取得したメールアドレスは「Mail Chimp」などのメール配信サービスに直接繋げる事もできます。